どうもこんにちは、まさおです。
顔の筋肉といえば表情筋を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
調べてみると、実は表情筋という名前の筋肉はないんです。
なぜ、表情筋という言葉が使われているかというと、
喜怒哀楽などの表情を作り出す筋肉をまとめて「表情筋」と呼んでいるようです。
代表的なものに、眉毛の上から伸びている「前頭筋」や、目の周りを囲んでいる「眼輪筋」、
口角の皮膚についている「頬筋」、口の周りにある「口輪筋」、
下唇の下からあごにかけて伸びる「オトガイ筋」などがあります。
この表情筋が衰えると、支える力が弱くなって目元や口元のシワやたるみの原因になっちゃいます。
そればかりか、毛穴まで変形してうねりのある髪の毛が生えてくるなど、髪質にも影響を与えるのだとか…。
皮膚と直接つながっている表情筋は、顔の土台となる部分でも、日本人は無表情の人が多くて、
普段の生活では表情筋を20〜30%程度しか使っていないんですって(汗)。意識して動かすようにしたいですね。
口輪筋
名前の通り、口の周りを取り囲む筋肉です。口を閉じたり、すぼめたりするのに使います。
口輪筋の衰えは、口元のたるみやシワにつながります。
それだけじゃなくて、発音が不明瞭になったり、物が飲み込みにくくなったりすることもあるんだとか…。
口元を若々しく保ちたいのなら、鍛えておきたい筋肉です。
大頬骨筋
口元からこめかみにかけて伸びている筋肉で、口角を上外側に引き上げるときに働きます。
大頬骨筋を鍛えるだけで、口角がキュッと上がった笑顔美人をめざせます
この筋肉が衰えると、ほおが落ちて、ほうれい線ができやすくなってしまうので要注意です。
小頬骨筋
口角からほおに走る筋肉です。
ウインクをしたときに上に上がる筋肉といえば、わかりやすいですね。
口元を斜め上に引き上げる働きをしています。この筋肉がしっかりしていると、
自然な笑顔を作ることができます。
眼輪筋
目の周りを輪のように囲んでいる筋肉です。まぶたを開けたり閉じたりするときに使うほか、
涙の量を調節するポンプのような働きもしている
見た目の若々しさと目の健康を保つうえで、欠かせない筋肉ですね。
この筋肉が衰えると、
上まぶたのくぼみや下まぶたのたるみ、目尻のシワなどにつながります。
皺眉筋
眉の上にある筋肉で、その名のとおり、眉間にシワを寄せるときに使う筋肉です。
無意識のうちに眉をひそめていませんか?この筋肉が凝り固まると、
まぶたが重く下がったり、眉間のシワが定着しやすくなったりします。意識的に動かして、ほぐしてあげましょう
側頭筋
こめかみあたりからあごに伸びる大きな筋肉です。物を噛むときに使う咀嚼筋(そしゃくきん)の一つ
この筋肉が凝り固まった状態だと、たるみやむくみが生じて、老け顔の原因になってしまうのだとか…。
顔の筋肉が衰えることによる影響
年齢を重ねるにしたがって、腕や脚の筋肉はだんだん衰えていきます。それは顔の筋肉も同じこと
加齢によって顔の筋肉が衰えると、その上をおおっている脂肪の重みを支えられなくなり、
顔のたるみにつながってしまう
顔の筋肉は、表情筋と呼ばれるように、笑ったり泣いたりといった表情を作るときに使うもの。
表情を通したコミュニケーションが少ないと、自然と衰えてしまうのです。
現代人はコミュニケーションをメールやSNSで済ませることが多く、
表情筋を使う機会は減る一方、そうなると、さらに表情筋が衰えて
「うまく笑えない」「表情が乏しい」といった状況に陥りがちです。
反対に、使いすぎで発達することが影響することも
表情筋は使わなければどんどん退化していきますが、逆に使いすぎるのもよくありません。
表情のクセによって同じ筋肉を使い続けていると、
筋肉疲労を起こし、疲労物質や老廃物をためこんで、たるみやこわばりにつながります。
例えば、眉間にシワを寄せるクセがある人は、
目の上部に皮膚が寄りがちでそこからたるみやシワができることも。
使いすぎた筋肉をほぐしてあげるだけでも、フェイスラインの印象がガラリと変わります。