戦力外通告と自由契約の違い

どうもこんにちは、まさおです。

いよいよオフシーズンですが少し時を戻し、

各球団から来シーズンの契約を結ばない選手が出ました。

その中で戦力外通告と自由契約の2種類で発表されますが、

それぞれどういった意味なのかをご紹介します。

・戦力外通告とは

戦力外通告とは、球団が所属選手に対して来年の戦力構想に入っていないので、

来季は契約を結ばないと通告をすることです。

一般の会社でいえば解雇予告のようなものですが、あくまでも予告。

戦力外通告が行われた段階では、その選手はまだ球団に所属をしていることになります。

また、戦力外通告はいつでもできるものではなく、時期が決まっています。

戦力外通告は、第1次通告期間と、第2次通告期間の2回に分けて行われており、

第1次は原則として10月1日からで両リーグのレギュラーシーズン終了翌日までとなっておりますが、

順延などにより終了期間は毎年異なります。

第2次通告期間の始まりは、クライマックスシリーズ全日程終了翌日から。

第2次通告期間の終わりは、日本シリーズ終了翌日まで。

と基本なっており、

日本シリーズに出場した場合は日本シリーズ終了の5日後までとなってます。

第2次通告期間は、始まりの日も終わりの日もその年によって異なります。

また、育成選手に対しても戦力外通告・自由契約は行われます。

支配下選手が育成契約の選手に変更となる場合、

支配下選手としての契約は結ばない自由契約を行ったうえで育成契約を結びます。

また、育成契約の期間は最長で3年となっています。

育成選手として3年を経過した選手は、自由契約を受けたうえで、改めて育成契約を結ぶことになります。

そもそも戦力外通告をする理由は

まず、球団と選手の契約期間は、2月1日から11月30日までと定まっています。

また、プロ野球には原則として70人といった支配下登録選手の枠が決まっており、

さらには10月下旬にはドラフトも行われます。

各球団はドラフトで新たに加入する選手の数を見込んだうえで、

支配下登録選手の70人枠も維持しなければなりません。

そのため、球団は戦力にならないと判断をした選手に対して、戦力外通告を行うことになります。

一般的には、球団より選手に対して戦力外通告を行う。

戦力外通告を受けた選手が現役を続行を希望した場合は自由契約。

一方、現役を退くことを決めた場合は任意引退になります。

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