マウンドの細やかなこだわり

どうもこんにちは、マサオです。

野球場には選手以外にも細やかな調整をし選手がベストなプレーが出来るように整備する

グランドキーパーさんがいます。

どんな雨が降ろうとも試合再開時には綺麗に整備されたグランドが完成している阪神園芸が

有名ではありますが各球場にも素晴らしいグランドキーパーさんがいます。

選手がベストなプレーをするためにグランドを整える職人技を少しご紹介します。

マウンド

そこはピッチャーだけが立つことが許されるグランドで1番高い場所で

ピッチャーが支配している聖域

直径5.4メートル 高さ25.4センチ 本塁への勾配4.674度のマウンドでは

近年メジャー球場に似た特性を取り入れた固く掘れにくいマウンドが増えてきている。

理由は水はけがよくスパイクに土がつきにくくなるためである。

また、固く掘れにくいマウンドはピッチャーの踏み込みを安定させる効果もある。

選手の要望に応じて若干ではある程度土が掘れやすくしたり

しにくくしたり調整したりしている。

プレート

またマウンドには見えているプレートの下約2センチのところに

アンダープレートというものが設置されている。

理由は2つあり

1つは見えているプレートが沈まないように安定させることと

2つめの投球の際にスパイクを掛けることにより最後の蹴る力を加えるためには

とても大切な存在でもある。

特に2つめの理由によっては深さを選手の意見を聞きながら微調整している。

マツダスタジアムではおよそ2.2~2.3センチで調整している

また、広島カープの本拠地マツダスタジアムのマウンドでは

大投手黒田さんの要望で右側のプレート(一塁側)が若干長く作られている。

これはプレートを幅広く使いたい為に要望したそうな。

もともとプレートの使い方にはルールがあり、

以前は「プレート幅に軸足をおさめる」がルールで軸足がはみ出してはいけませんでしたが、

新ルールでは「軸足は投球板にふれていればはみ出しても可」と変更となり投球に幅が

広がり阪神の西選手もプレートを打者や状況によって使い分けています。

今シーズンからは巨人の菅野選手がプレートの右側から投げている様子が見られています。

どの選手がどうマウンドを使うのか見てみるのも面白いですね。

ぜひ、そこも注目ください。

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